未読の方は、「01」から順に御覧ください。
今回のやりとりの中で、意識していたニュースがありました。
コミックナタリー - マンガ大賞2009発表!大賞は末次「ちはやふる」
デイリーポータルZに連絡する少し前のことだったので、重なって見えたのだと思います。
末次由紀さんという漫画家の方は、過去に他の漫画家の作品をトレースして掲載してしまい、その結果、単行本が全て絶版・回収の対象となり、末次さん御自身も2年ほど漫画家としての活動を停止せざるをえなかったようです。
復帰後に描かれた「ちはやふる」という作品で、マンガ大賞を受賞されたのですが、授賞式を欠席され、その理由として以下のコメントが発表されました。
過去に犯した間違いというものがあり、自分はまだこういう場に出て行けるような人間ではない。一生懸命マンガを描いていくことでしか恩返しはできない晴れの席でもあり、あえて触れる必要もなかったことだと思うのですが、御自身の犯した不正に対して正面から向き合ってる姿が、私には清々しく思えました。
もちろん、そんな不正などはじめからしない漫画家の方が大半なわけで、「何を甘えたことを。」と思われるかもしれませんが、このコメントには、きっと同じあやまちを繰り返すことはないだろうと信じさせるものがありました。
裏切られたと感じた読者の中にも、もう一度応援しようと思った方がいたんじゃないでしょうか。
私は、大山さんにもそんな姿勢を見せてほしいと、今回の不正を御自身の歴史の一部とし、正面から向き会ってほしいと、そんな期待を抱いていました。
大山さんに宛てた要望書は、そんな気持ちを込めたメッセージでもありました。
残念ながら、その期待にはまだ応えていただけません。
私の考えを、かなり正確に代弁してくださった記事があったので、ぜひ御一読ください。
失望 - From the End of the Sky
大山さんは、御自身の運営されているサイト上で、イベントの告知を積極的にされていますが、それに対して、不正に関する告知は前述の通りです。
結果的に読者を騙したわけですが、なぜそれは積極的に知らせないのでしょうか?
私には、不正を犯したこと自体よりも、そのことの方が恥ずかしいことのように思えます。
大山さんの記事を楽しまれている方が、偶然どこかで不正を知ることとなったとき、どんな気持ちになるのかを考えてみたことはないのでしょうか?
私が、トロ・ステーションの件について大山さんからの報告を待ったように、読者も、せめて大山さんの言葉で知りたいのではないでしょうか?
もう純粋に楽しんでもらえないからと、記事の再掲の提案を断られました。
たしかに、不正を知らずにいる間は、読者も純粋に記事を楽しめるのかもしれませんが、知らずにいた期間が長くなればなるほど、知ったときの失望は大きく、他の記事まで疑わしく思えてしまいます。
純粋に楽しむことをできなくさせてしまっているのは、大山さん御自身ではないでしょうか?
御自身の不正に正面から向き合う姿勢を見せることで、読者はもう一度、大山さんの記事を純粋に楽しむことができるようになると思います。
もはや、何が本当のことなのかわからない状態になっていますが、大山さん御自身は、今回の不正は故意ではなく、無意識に起こしてしまった事だと説明されています。
不正を行ったときに意識があったかどうかは別としても、時間が経ってすっかり忘れてしまっていたのは事実なのでしょう。
ならば、大山さんが自覚していないだけで、他にも同様のことがまだあるのかもしれません。
「「手のりポッド」「テトぐるみ」について」にも書いたとおり、「手のりポッド」だけでなく、「テトぐるみ」の記事においても、あたかも御自身が製作したかのような錯覚を起こす表現をされていました。
実際、「テトぐるみ」を大山さんのプロデュースと勘違いしている人はいて、大山さんや「テトぐるみ」の作者と身近な方まで誤解していたようです。
偏愛のインフラストラクチュア - 身辺メモ
- 身辺メモ
取材をしているうちに、「テトぐるみ」までも御自身が作ったと勘違いされたのでしょうか?
以下の記事も気になりました。
「昇り龍」を鑑賞する (2008.9.5)
「デビル」を鑑賞する (2008.11.14) / 「デ・ビル」に夢中 (2009.11.20)
ゴミネットを鑑賞する (2009.5.22)
祐天寺・漁師の休息【前編】 (2009.4.15) / 【後編】 (2009.4.30)
「デイリーポータルZに書いたネタ」によると、これらの記事にはそれぞれネタの提供者がいるのですが、実際の記事にはそのことについて触れられておりません。
その提供者の方たちは、過去に大山さんの記事でも紹介されており、あえて伏せる必要も感じられません。
多くの閲覧者がいるデイリーポータルZで、このような形で大山さんが記事を書くことにより、ネタ元の方が逆に大山さんのフォロアーのように勘違いされる可能性もありますが、なぜネタ元の明示をしなかったのでしょう?
やはり、記事を書いているうちに、御自身の発見だと勘違いしたのでしょうか?
友人だから許されるのかもしれませんが、そんなことの延長に、今回の問題が起きたのかと思ったりもします。
上記の記事は、リストにネタ元が掲載されていたので確認できましたが、「手のりポッド」の記事については、当然ながらそんな注釈はありません。
私自身が気付かなかったり、「ドアストッパーから作った」という言葉を信じていたら、誰も、大山さん御自身すらも気付かなかったことなのです。
Web上でなく、書籍に掲載されていたりしたら、その確認はもっと困難だったでしょうし、そもそも気付くことすらなかったかもしれません。
以下の記事を読むとゾッとします。
「住宅都市整理公団」別棟:デイリーポータルZに書いたネタ
■手のりポッド(08/02/15)(※大山さんは、団地のペーパークラフトの本を出版され、それらを「手のり団地」と呼ばれています。
テトラポッドも好きなぼく。ペーパークラフトを作ってみた。裏話だが、「ジャンクション」の企画と同時に編集の方に提案していたのがテトラポッド写真集だった。まあ、「テトラポッドは分かりづらい」ということでジャンクションになったわけですが。でもいつかテトラポッド写真集を出したいといまも思っている。話に乗ってくれる出版社の方、連絡をお待ちしております。
また、不正の自覚がなかった頃、テトラポッドの写真集やペーパークラフトの構想を話されていました。)
「手のりポッド」と同様ネタ元の注釈の無い記事や、書籍等の中に、今でも御自身すら気付いていない不正が残っていないでしょうか?
経緯を考えれば、大山さんはその可能性を否定することは出来ないはずです。
それならば、この問題を周知させ、心当たりのある方がいないか、呼びかける必要すらあるのではないでしょうか?
それは、大山さん御自身がするべきことではないでしょうか?
大山さんは、団地・工場・ジャンクションと、一般的にはあまり興味が持たれていないものにスポットを当て、その魅力を伝え、新たな価値観の提示をされてきました。
また、「熱中時間〜忙中“趣味”あり〜」という、「熱中人」と呼ばれる様々な趣味にはまった人物を紹介する番組にも、参加されていました。
本来ならば、それらのものや人に敬意を払い、紹介する立場にある人が、今回のような不正をしたということに、大きな問題があると思うのです。
大山さんの元には、人や情報が自然と集まると思いますが、だからこそ、自分のものと他人のものを区別する心掛けが必要だと思うのです。
「熱中時間」の公式ブログで、大山さんは「熱中人」を以下のように定義しています。
熱中倶楽部ブログ:NHKブログ | 熱中人リポート | こんな素敵な乗り物にタダで乗れるなんて「エスカレーター熱中人」
でも、こうやって「自分が面白いと思うことを他の人にもシェアしたい」という情熱は熱中人ならではなのだと思うのです。だからといって、他人のものを自分のものにするのは違うでしょう。
いきおい知識の多寡が重視されるのが「マニア」なのだとしたら、共有を重視するのが熱中人かもしれません。
シェアするのは「面白さ」であって、他人の作品や発見を自分のもののように話すのは違います。
私は、大山さんのような人が大きな発言力を持ってしまっているということが、むしろ、シェアすることを躊躇させてるようにすら思います。
大山さんを紹介したメディアの責任というものも、あるのかもしれません。
今まで、もったいぶった書き方をしてしまったのですが、私が作ったペーパークラフトは、そんなにたいしたものだとは思っていません。
「テトラポッドのペーパークラフト」という提案に応え、私はただ作図しただけで、その魅力はオリジナルの存在によるものです。
CADソフトの操作に慣れ、高校ぐらいまで数学が得意だった人なら、たぶん、描けると思います。
自慢気に話してるように思われると恥ずかしいので、断っておきます。
それに、Web上にアップしたものですから、ある程度のことは覚悟していたと思います。
「こんなの拾ってきた。」と配られるぐらいのことは、気にしなかったかもしれません。
しかし、「僕が作った」と言って配るのは、それとは全然違います。
そしてそれが著名人によるものであった場合、もっと意味が異なってきます。
今回、大山さんとも連絡が取れないような状態になったところで、私の気持ちに無理やり区切りをつけるため、このような記事を書かせていただきました。
長々と御付き合いしていただき、ありがとうございました。
私自身、もう少しコンパクトにまとめたかったのですが、事実を捻じ曲げたものとならないように注意する必要もあり、なかなか言葉を削ることも出来ず、うまくまとめられずに何度も同じことをクドクドと書いてしまいました。
嫌な気持ちになったかもしれませんが、御理解ください。
大山さんの行動には、ペーパークラフトにも、テトラポッド自体にも敬意がなく、その後の対応にも反省がありませんでした。
それでもうまく騙してくれるならいいのですが、ボロボロと粗が見えてきて、それを無視して許すことは出来ませんでした。
おそらく、大山さんは今でも御自身に非があるとは思っていないのだと思います。
大山さんにしてみれば、和解へと向っていたはずが、訳もなく急に態度を変え、不信感を抱いているのだと思います。
何らかの形で事実が大山さんに伝わり、誤解が解けることを願っています。
そして、自らの問題に気付き、二度と同じあやまちを繰り返さないように対処してほしいです。
それを知ってはじめて、私も今回のトラブルに意味を見つけることが出来ると思います。
大山さんの御知り合いの方がもし御覧になっていたら、ぜひ伝えてほしいと思います。
よろしくお願いいたします。
今回の記事では、テトラポッドや消波ブロック全体に、悪いイメージを抱かせてしまった部分があったかもしれません。
それでも、どうしても抑えることが出来ませんでした。
今後は、その魅力を伝えていくことで、その償いをしたいと思います。
できれば、今後も掲載をさせていただければと思います。
今回の一連の記事は、既に書き上げた記事を分割し、くどい表現を削ったり、ときには追加したりしながら編集し、連載してきました。
実はその連載が始まる直前にある事実が見つかりました。
以下はその追加分です。
■ 2010年4月2日〜11日
4月2日、当記事のために調べ物をしているとき、検索結果に気になる記事を見つけました。
その確認のため、ある雑誌のバックナンバーを取寄せ、4月8日に届きました。
2009年6月30日発売の「SPA!」7月7日号102〜103ページで、ある有名な2人組みのクリエイターと大山さんが、対談をされています。
その際、クリエイターの方たちが製作された玩具と「テトぐるみ」が、プレゼント交換されました。
その記事には、それぞれ交換したプレゼントを手にした3人の写真が、掲載されていました。
このページは、「熱闘! テレビ部」という企画で、この回は、大山さんも出演されたことがある「芸能人こだわり王講座 イケタク」という番組を取り上げていました。
SPA!編集部に確認したところ、この収録がされたのは2009年6月、その内容から考えて、6月8日以降ということがわかりました。
もちろん、事前に不正については知らされておらず、私の報告ではじめて知ったとのことでした。
そして、常識的に考えて、事前に知っていれば、「テトぐるみ」の写真を掲載することは無かったとのことです。
この当時はまだ謝罪記事に差替えられる前のことでした。
「大山顕 テトラポッド ぬいぐるみ」なんて検索すれば、「テトぐるみ」の記事が上位にヒットしていた頃です。
この雑誌を通しても、「テトぐるみ」をはじめて知った人もいたでしょう。
そして、現状を考えれば、その多くの人が「テトぐるみ」を大山さんの作品と信じ続けるのです。
当時は既に御自身の不正に気付き、和解へ向けての話をしていた頃です。
大山さんは何がしたかったのでしょう?
この頃から、不正を隠すつもりでいたということでしょうか?
そうでなければ、恥ずかしくて、雑誌で紹介などするはずがないと思うのですが。
そもそも、自分自身に対して、恥ずかしくないのでしょうか?
まったく理解不能です。
トロ・ステーションの件は、既に取材が済んでいたこともあって、SCEに報告しづらかったのだと思いましたが、全然違ったんですね。
まさか、「大山さんへの要望-4」が本当に必要だとは思っていませんでした。
まだまだ、他にも出てくるのでしょうか?
大山さんは常に、私の想像や常識を超えてくれます。
ちょうかっこいい。
●追記
(2010.04.12)
コメントいただきありがとうございます。
以前、「テトラポッドのペーパークラフト」という記事で、私に対する批判的なコメントに対し、まくしたてる様に反論してしまい、せっかくの意見に耳を傾けることが出来ませんでした。
当記事も、そういった意見が出てくると思いますが、今回は反論することなく、耳を傾けたいと思います。
そのため、特に必要と感じない限り、当記事においてはコメントを返さないつもりです。
応援していただく意見に対しても、バランスを取るため、御返事いたしません。
まことに失礼ですが、御了承ください。
また、中には第三者に迷惑をかける可能性のあるコメントもあるかもしれません。
その場合は、すみませんが削除させていただきます。
再度、「メールフォーム」にて御意見をいただければ、答えられる範囲で、削除する必要がある事情を説明させていただきます。
(※メールアドレスの記載をお忘れなく。)
(2011.05.21)
メーカー様の御配慮により「テトぐるみ」の販売が再開され、型紙原型を製作した私にも利益が発生することとなりました。
以前はオリジナルへの敬意を示す意味もあり、「テトぐるみ」の元となった消波ブロックの名称を明記しておりましたが、私自身の立場の変化により、そのことが消波ブロックの名称を利用していることにもなっていました。
この点について、メーカー様と相談した上で、「テトぐるみ」を説明する際には具体的な名称を記載しない形で記述することにしました。
「テトぐるみ」はそもそもがオリジナルへの敬意のもとに生まれたものであり、その製作に関わった者の想いは今も変わりません。
●関連記事
「手のりポッド」「テトぐるみ」について
おつかれさまでした。
テトラポットはペーパークラフトはDPZの記事で知り、
組み立てて楽しく遊んでいたのですが
ある日なんとなく見返しに行ったら見れなくなっており・・・。
今回経緯を知り、大変残念な気分になりました。
デイリーポータルZ絡みの方々は、たまに大きいメディアへの批判・羨望を
発言されていますが、彼らは自分自身が、インターネットの中では
読者数・規模共に大きい媒体である事を忘れている気がします・・・。
だからマスメディアと同じような、傲慢な態度に
なっている事にも気づかないのでしょうかね。
大山氏の方にも何か言い分があるとは思いますが、どう考えても彼の非から始まった事象でしょう。
実際、彼が追っている他の「かっこいい」物件、人の業績を自分の物として発表しているものが有るのではないかと疑いを持ってしまいます。
人のやったことを自分のしたことと思い込む。悪意を持ってみれば全て承知でやっている、好意的?に見ても精神的な病を疑います。どっちであっても大変問題です。彼の周りにいる人が何とかしてあげた方が良いと思いますよほんとに。本人は全て自分が正しいと思っているのかも知れませんから。
最後に、右下のamazonの書籍、あれはなんでしょう……
単語から拾ってしまうのかも知れませんがあまりにもなんというか。
笑えません。
ここに至るまでいかに大変だったかとお察しいたします。
また、良識ある閲覧者は、程度の差こそあれ過去に経験した理不尽な経験から、貴方の気持ち理解し賛同していると思います。
ただ、反面、貴方のような真面目で誠実な方が、思慮浅い小悪党の無責任で不当な嘘にこれ以上心を煩わすのはばかばかしいと思いました。
私が言うまでもなく、貴方も充分理解されていることと思いますが、どうか小悪党のことや愚鈍な事業者のことなどはやく忘れ、心安らかな生活を取り戻していただきたいと願います。
それから、今回の文書は、最近ではなかなか読むことの出来ない心のある良いものでした、勇気をもらいました。
ありがとうございます。
私事ながら、毎日楽しみにDPZを読んでいるのですが、このような、ライターとして以前に社会人として完全に失格と思われる人間の仕事が含まれていたことを残念に思っております。終始人ごとのような、DPZ編集部の対処についても、本当に驚きました。
読ませていただいている間、「無理が通れば道理が引っ込む」という言い回しがずっと脳裏に浮かんでいました……
こういった話は一方の話だけを聞いて判断するわけには行かないのですが、もう一方の当事者、大山氏、掲載元であるniftyが全く経緯・情報を発表しないという点で、大山氏への不信感が増したというのが感想です。
また、nifty、DPZ編集部に大しては、別件記事への対応で不信感を抱いたこともあり、ライター・編集部両者の「お気楽」な姿勢(プロ意識の欠如)がまたこういう事態をまねいているなと感じています。
Mcguffin様のように、他に正業を持ちながら、趣味の領域でこういったブログを運営されている人が、こういった問題を抱えながら日々を送るということは大変だと承知しておりますが、大山氏側が「これ以上取り合うつもりは無い」といった意思表示をされている以上、法律の専門家を間に立てて話を進めることも必要ではないかと思いますが、如何でしょうか。
明らかにたかが一個人との揉め事・たかが1記事での問題と軽視しているのが透けて見えるようでとても残念です。
対応そのものの大変さもさることならが、経緯をできるだけ正確に伝えようとするのは辛い作業だったと思います。
本当にお疲れ様でした。
一方の加害者側の無責任な様子に呆れてしまいました。
これからは(も?)Mcguffinさんが、楽しく創作活動を送られることをお祈りします。
結構まじめに読みました。
Mcguffinさんの文章中「引用」というのがありましたけれども、出典もないから無断転載(造形物?でもペーパークラフトのものは平面?だとどう言うんだろう)ですね。
私もあるマスコミに記事をコピペされ、相手にしらばっくれられて、うやむやにされそうになりました。それを何とか押しとどめようと努力しましたが、結局、会社の人の体面と発信力の大きさに負けてしまうだけでした。
相手が泥棒したにもかかわらず、相手がまともに?まじめに?対応してくれるのはせいぜい2回か3回で、それ以上だと、相手側が、今後も自分に対して際限なく要求をし続けるのではないかとおそれを持ってくるのかなと分析します。だから、その最初の2、3回のうちに、何とか決着を見ないといけない気がします。お読みになった文章を見ていると、相手ものらりくらりとしていたし、その初期の段階でMcguffinさんの謝罪ポイントもうまくまとまり切れていなかったり(というふうに私には見えました)で、結局、うまく伝わらなかったようですね。
私はMcguffinさんのことを批判しているわけではないです。ネット上の多くの無料でつくられた、そのサイトの運営でもうけていないコンテンツに対する権利なんて、実際に法律で主張してもさしたるものにならないことを、弁護士に相談して、私自身がわかったところです。
ライターにとってはネットは無料で玉石混交ではあるものの、探し方によってはいいコンテンツが転がっている場所でもあるわけで、記憶に残らないほど瞬時に拾い上げたのだと思います。一方、素人の側としても、コンテンツが優良であればあるほど、そういうリスクも出てくるにもかかわらず、自分のコンテンツが他人様から見て優良かどうかなんて、自分では見抜けないわけで、変なところにコピペされて、うれしいのか被害者なのかも見抜けず、結局やられ損という状況も生まれてくるのだと思います。
さて、大山さんのことですが、これは私の想像ですが、相当参っていると思いますよ。相手にお金を払って解決したくても、相手はお金を欲しがらない。そもそもMcguffinさんのブログは無料経営していて、金銭的打撃もないから金で解決という話でもない。しかも、相手は自分のメンツをつぶしてしまうような名誉回復を求めている。Mcguffinさんの意見が自分の意見と相入れなかったから、自分の都合を優先に話を進めた。ニフティも同様だったと思います。
大山さんが、Mcguffinさんの出版社関係の連絡でおそれを感じたり許せないと思ったということもあったとか、体調を悪くしたとか言っているのは、多分参っているという証左かなと思います。相手はMcguffinさんのことを結構気にしていそうです。メールにはもう返事しませんとか書いても、やっぱりここのブログとか、見ていると思います。
大山さんも、インターネットを見て、素人の話からもいろいろなアイデアをつくっている人だろうと思いますが、今回の事件を通して、無料の、名前も知らない素人ブログでも、今後は扱いに気をつけようとさすがに思ったのではないでしょうか。確実に社会的な制裁はあったと思います。
最後に、期間を見たら、1年以上もの間、Mcguffinさんは悩んでいたんですね。この事件は悲しいものであって、この辺で勘弁というわけにはいかないかもしれませんが、私たちはテトラポットの記事をまた見られるようになりましたし、最低限のことをMcguffinさん自身も果たしてきたと思います。この文章が次へ前進できるものであればいいですね。
特にSONY等の会社は無条件で信用し大山氏の事は最初から疑ってかかっている所からもそのように感じる
今となっては、この記事が、あなたの心の狭さをあらわにしているように思えますよ。
といっても、あなたは匿名で活動されているようですが。人の罪を責め立て、放置し、自らは守られている。
あなたのこの行為に生産性がまるでない。
自己紹介にしか見えませんな。
私は貴殿の主張が概ね真実であると思いました。
日付を伴うレポートといい、テトぐるみの利益の一部が
貴殿に入ることに対して大山顕氏が裁判も起こさず黙って
いることといい、貴殿の主張を裏付けるものだと感じました。
(もちろん本当のところは裁判をしないと確定しませんが)
大山氏の活動は結構好きでしたが、上記を読んでから、彼の活動の多くが
他人のパクリではないか?と思えてしまいます。私もある種の
クリエータの一人であり、著作権に注意を払っているつもりですが
気を引き締めたいと思います。
テトぐるみ、かわいいですね。また流行ることを祈ってやみません。
デイリーポータルZほぼ毎日見ていました。
大山さんの記事も大好きでした。
手のりポッド・テトぐるみの記事ももちろん覚えてます。
大山さんが今度、近くで写真のワークショップをするのでどんな人かな〜と気軽に検索してみたらこのブログにたどり着きました。この機会がなかったら気づくことがなかったんだとちょっとショックを受けてます。
たぶん・・・というか絶対行かないです。
大山さんだけでなくてデイリーポータルZの記事全部が、見えてるとこだけ楽しければいいやといういい加減な物に思えてきて悲しいです。
うまく言えなんですが、ありがとうござました。
こんな大変な事が裏であったんですね。
多分ほとんどのテトぐるみを買った人は
事件を知らないんだろうな…
テトぐるみ自体はちゃんと許可を得て
売ってるものと分かったので
これからもいっぱい集めて愛でようと思います。
もちろん、いまだに記事を上げ続けている大山は論外だ。
小銭稼ぎで必死すぎて、ハシゲに論破された泣き虫の飯田橋博士だったっけ?と同じようなもんだ。