2010年04月10日

大山顕氏の不正について 07

当記事は、「大山顕氏の不正について 01」「02」「03」「04」「05」「06」からの続きです。
未読の方は、「01」から順に御覧ください。

■ 11月10日
当ブログを公開しました。
今回の件もあって、自身のサイトで公開する方が、被害を防ぎやすいと考えたからです。
ちょうど、消波ブロックのWeb3Dや、それを使った壁紙の公開を考えていました。
実は、そのアイデア自体も、今回の件と関係しています。
「手のりポッド」について調べていく中で、セメントやモルタルを材料として、テトラポッドのミニチュアを作られた方がいることを知りました。
手のりポッド作ってみた、セメントで。 - 速報ダム日和
ミニテトラを作る part1 - 坂道の途中 - Yahoo!ブログ
工作 | REACT FREC
私も、ペーパークラフトを公開した頃、石膏でミニチュアを作ったことがありますが、納得のいく出来ではありませんでした。
器用な人でないと、なかなかうまく行かないと思います。
簡単に作れるように工夫された「手のりポッド」ですら、面倒に感じる人もいると思いました。
そこで、消波ブロックをWeb3Dで再現し、モニター上にミニチュアを作ることにしました。
自由に積み上げたりすることは出来ませんが、手軽に楽しむことはできます。

■ 11月24日
やむなく、10月19日に連絡した出版社等の方の御一人に、事情を説明し、私と連絡を取るように伝言していただくことを御願いしてみました。
経緯を考えると、逆効果になることは十分考えられましたが、他に方法が見つかりませんでした。
必ず伝えることを、御約束していただきました。
対応していただいた方には、お仕事の邪魔をして、申し訳ないことをしたと思っています。
これで大山さんから連絡がなければ、直接連絡を取ることはあきらめるつもりでいました。
そしてそれ以来、連絡は取れていません。
実は、この記事自体も、大山さん宛てに書いている部分があります。
本来こういったことは公にしたくなかったのですが、他に伝える方法が私にはありません。
大山さん御自身は読まれないのでしょうが、友人の方などが読まれることによって、大山さんにアドバイスしてくださるかもしれません。
とりあえず、問題のある記事については、何らかの対処がされるかもしれません。

■ 11月30日
2つの謝罪記事に、以下のテキストを追加することを、デイリーポータルZに依頼しました。
「手のりポッド」の元になったペーパークラフトを作りました、Mcguffinと申します。思うところがあり、今回このようにコメントを掲載する機会をいただきました。

実は、「テトぐるみ」の記事が掲載される以前から、大山さんの盗用には気づいていました。ただ、元々他の人に使ってもらうことを目的としていましたので、腹立たしい思いを感じながらも、多くの方に利用されるということについては好意的に受け止め、抗議せずにいました。厄介ごとに関わりたくないという思いもありました。今、そのことを後悔し、反省しています。もっと早くに抗議していれば、「テトぐるみ」の作者御二人に御迷惑をかけることも無かったと思いますし、正式に使用の許可をしていたのかもしれません。その反省もあって、ペーパークラフトの作者は私だと主張する必要を感じ、今回名乗り出ることにしました。もし、あなたが私と同じような立場になることがあったら、黙っていないでちゃんと権利を主張して欲しいと思います。

ブログ等に自作の「手のりポッド」や「テトぐるみ」を掲載されていた方の中には、今回の件の発覚後、記事を削除された方もいたようです。「テトぐるみ」を購入された方の中には、今回の件で嫌な思いをされた方もいたかと思います。それは、私の望むことではありませんでした。読者の方により、さまざまな形で展開して下さったことを、私は良かったと思っています。また、「テトぐるみ」もそういった展開の1つだったと、今は受け止めています。「テトぐるみ」を実際に製作された御二人に不正はありませんでした。ですから、「テトぐるみ」自体の価値も変わらないと私は思います。私も「テトぐるみ」を好きになることができました。みなさんには、今まで通り「手のりポッド」「テトぐるみ」を楽しんでいただければと思います。

本件に関わる収益について、私を含め、誰も利益を得ない形で処理して欲しいという要望を出しました。寄付はその結論で、私もその判断には納得しております。大山さんが責任を持って処理してくださっていると思います。
記事が削除されたことで、私の本意が誤解されている部分があり、その誤解を解きたいという思いがありました。
掲載させるために、角が立たない言葉を選んでいます。

また、過去に「手のりポッド」のpdfファイルをダウンロードした方に向けて、商用での利用を禁止する文言を追加してほしいと、御願いいたしました。
@niftyの全てのコンテンツが無断での商用利用を禁止しており、個別に文言を記載することによって、他のコンテンツは商用利用してもいいかのような誤解を招きかねないので、記載することは出来ないと、以前に説明を受けていました。
しかし、そういった常識を持たない人が記者の中にいて、そのことが原因で問題が起こったという背景を考えれば、その当然のことを書く必要があるのではないかと御願いしました。
ちなみに、デイリーポータルZには、転載を禁じている記事というものは存在しています。

■ 12月25日
11月30日の依頼の返事をいただきました。
依頼した文章を掲載すると、私が本件の対応に納得しているような誤解を与えるので、掲載できないとのことでした。
内容も、ニフティとして責任が持てる内容ではないとのことです。
また、商用利用を禁ずる文言も、やはり掲載することはできないそうです。
「手のりポッド」「テトぐるみ」の記事をブログなどで綴っていた方が、私がそれらの掲載も望んでいないと誤解し、記事を削除されたりしていたことが、特に私は気になっていました。
その誤解は解いてくださらないようです。
後日、「テトぐるみ」の作者の方と御話しする機会があり、そのことも含めて改訂し公開したのが、「「手のりポッド」「テトぐるみ」について」という記事です。

■ 12月27日
10月16日謝罪記事を読まれた方の中には、この記事の掲載で和解したのだと誤解した方もいることをデイリーポータルZに伝え、「納得しているような誤解を与える。」などと気にされるのであれば、それらの誤解も解く努力をしてくださいと、御願いいたしました。

また、デイリーポータルZのサイト内には、未だに大山さんがオリジナルだと誤解されかねない記述があるので、修正してほしいと御願いしました。
これ以外にもあるのかもしれませんが、検索では以下の記事が見つかっています。
@nifty:デイリーポータルZ:デイリー道場:大山さんの記事に触発された「手のりポッド作ってみた、セメントで」、多忙な日々に触発された「無精ひげが生えた」ほか5本です。大崎駅のかまくら、パンダ扇風機も必見。
@nifty:デイリーポータルZ:コネタ道場バックナンバー (2008年03月01日号)
@nifty:デイリーポータルZ:バックナンバーいちらん (2008.2.15)
@nifty:デイリーポータルZ:バックナンバーいちらん (2008.2.15)
@nifty:デイリーポータルZ:工作集:テトぐるみ
@nifty:デイリーポータルZ:バックナンバーいちらん (2009.01.30)
御覧のように、未だ対応していただいておりません。

11月30日に依頼したテキストの掲載は受け付けていただけなかったので、せめて、謝罪記事に当ブログの紹介とリンクを追加していただくように御願いいたしました。
掲載の代わりに、当ブログで私自身の考えを伝えたいと思い、御願いしたものです。
6月11日の時点では、記事を継続する前提で御話ししていたので、ペーパークラフトの公開は大山さんにまかせ、私自身は匿名のままでいたいと考えていました。
しかし、大山さんの記事の復活が絶望的になり、pdfファイルの配布もデイリーポータルZに断られたので、私自身がブログ上で公開することを考えるようになりました。
それが、私にとっての責任の取り方だと思います。
それと同時に、私が「手のりポッド」の元になったペーパークラフトを作ったということを、デイリーポータルZに証明させる意図もありました。
というのも、私が公開しているテトラポッドのペーパークラフトは、大山さんが配布した「手のりポッド」のpdfファイルを御持ちの方なら、それを元に作成することも可能なものなのです。
私が元々の作者だということは、私はまだ証明することができていません。
はじめにペーパークラフトを公開した掲示板を示すことで証明することも可能なのですが、大山さんが著名人であるということもあり、掲示板に迷惑をかけることを恐れています。
そこで、事実を確認しているデイリーポータルZに、その証明を御願いしました。

最後に、デイリーポータルZは、これ以上大山さんを追及する考えは無いのか、確認をしました。
デイリーポータルZに追求をさせたいという意味ではなく、単純に不思議でしかたがないのです。
大山さんは謝罪をしながら、同時にトロ・ステーションの放送を止めず、私を欺いていました。
そして、そういった放送があったということすら、私に報告しませんでした。
普通に考えれば、それは、デイリーポータルZの記事についての謝罪も、そこには反省などなかったということを示しています。
そのことを、デイリーポータルZが問題にしないということが、私には理解できませんでした。
今後、デイリーポータルZがトロ・ステーションと同じ立場になることを危惧されないのか、たずねました。

■ 12月31日
当ブログへのリンクはしていただけないと、回答をいただきました。
それ以外については回答がなかったので、御返事をいただくように再度御願いしました。

■ 2010年1月5日
これ以上の対応はしないとの御返事をいただきました。
12月27日の最後の質問に答えてほしかったので、私の方から電話をしました。
デイリーポータルZとしては、トロ・ステーションの問題には答えられないとのことでした。
私は、デイリーポータルZの記事に関する謝罪について問題にしたのですが、それでも関係が無いそうです。
私もこの時点で、これ以上は話しにならないと判断しました。
これが、デイリーポータルZとの、最後の連絡となりました。

今回は、以上です。
次回、最終回「大山顕氏の不正について 08」に続きます。
posted by Mcguffin at 02:31 | TrackBack(0) | 不正について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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