2010年04月07日

大山顕氏の不正について 04

当記事は、「大山顕氏の不正について 01」「02」「03」からの続きです。
未読の方は、「01」から順に御覧ください。

■ 6月22日
デイリーポータルZから、2つの記事の追記文の原稿が送られてきました。
「手のりポッド」の記事に関する原稿の冒頭の一部を原文のまま、以下に掲載いたします。
【大山さんからのコメント】
本記事で公開したペーパークラフトが、ある方の制作したものを無断で加工したものであることが判明しました。ここにお知らせすると共に、おわび申し上げます。まことに申し訳ありません。
「テトぐるみ」の記事も同様で、無断で加工したのが誰なのか、これ以外には記述がありません。
これを読んで、不正を犯したのが「判明しました。」と書いた大山さん御本人だと思うでしょうか?
例えば、ペーパークラフトの作図を頼んだ外注先が、知らない間に盗用をしていて、後からそのことが「判明した」、そんな風に解釈する人もいるのではないでしょうか?
実際、私自身がそれまでの認識を疑ったほどです。
大山さんが本当に反省していたのなら、もっとはっきりと事実を書いたと思うのです。
意識的なのか無意識か、御自身の都合のいいようにばかり表現したり、理解する癖があるのだと思いました。
ペーパークラフトを「加工」したことも、「参考」という言葉で表現されていました
ただ、目の前にある問題を、御自身にダメージが少ない形で処理する、そのことを最優先にされた結果だと、私は感じました。

現在差し替えられている謝罪記事と、該当箇所を比較してみます。
@nifty:デイリーポータルZ:記事「手のりポッド」について
【大山さんからのコメント】
2008年2月15日に公開された「手のりポッド」記事で公開したペーパークラフトは、ある方の制作したものを、わたくし大山顕が無断で加工したものでありました。ここにお知らせすると共に、おわび申し上げます。まことに申し訳ありません。経緯をふまえ、当該記事の公開を停止することにしました。
これを読んだ方の中には、「不正はよく無いけど、ちゃんと認めた態度は偉い。」そんな風に受け止めた方もいたようです。
表面化されることは結果だけで、その経緯は見えません。
はじめからここまで認めていれば、私も大山さんを許していたと思います。

実は、このテキストを受け取るまで、私はまったく逆の心配をしていました。
大山さんの反省があまりにも強いものだと感じていたので、追記文の中で、今までの私に対する無礼を包み隠さず書いてしまうのではないかと思ったのです。
私もそこまでのことは、求めていませんでした。(過去形)
その場合は、そこまでする必要は無いと、私が止めてあげなければと考えていました。
私に見せた反省の態度は、ポーズでしかなかったということでしょう。
大山さんを許そうとしたこと自体が間違いだったのです。
それまで、できるだけ早く問題を解決するために、最大限の協力をしてきたつもりでいましたが、他にも優先すべきことがあり、後日、デイリーポータルZに返事が遅れることを報告しました。

■ 8月4日〜10月5日
8月4日、デイリーポータルZに連絡し、この日から対応を再開しました。
大山さんとは直接連絡を取らず、デイリーポータルZを介する形に戻りました。
大山さん御自身からの報告がそれまでになかったので、トロ・ステーションの件も、この頃に私の方から報告しています。
追記文への要望をテキストに起こす作業が大変でしたので、デイリーポータルZと電話連絡をし、大山さんに伝えていただくという手続きをとりましたが、私の本意を理解していただけていなかったようで、焦点のずれたやりとりが繰り返されました。
私の説明にも問題があったのだと思います。
結局、嫌々ながら、無駄なやり取りを無くすため、私が追記文への要望をテキストに起こし、そのテキストをそのまま大山さんに転送するという約束になりました。
また、デイリーポータルZとしても、これ以上問題のある記事の掲載を続けていくわけにはいかず、9月中の解決でも遅いと判断されていることを、8月27日に聞きました。
記事の削除も検討されているということだったのですが、早期に解決すれば問題ないのだろうと、そのとき私は解釈していました。
また、一旦記事を削除した後でも、問題解決後には記事の復活の可能性もあると思っていました。
早期解決の要望に応えるため、これまでのやり取りなどを時系列に並べ替えて整理し、3日後の8月30日にはテキストを書き上げました。
その後、デイリーポータルZとうまく連絡が取れないことが増えました。
9月24日、私の書いたテキストが、大山さんの手にまだ渡っていないことを、偶然知りました。
一旦、社内で方針を検討した上で、大山さんを交えて再度検討することになっていたそうですが、その連絡はありませんでした。
結局、大山さんとは、9月29日・30日に打ち合わせをされたと、報告をいただきました。
デイリーポータルZの対応にも、不信感を感じるようになりました。

■ 10月6日
デイリーポータルZの対応の問題もあり、8月30日に書き上げた要望書は改訂を重ねましたが、この日、最後の要望書を送りました。
要望書は、記事の継続を前提に書かれたもので、その要約を以下に掲載いたします。
(※現行の謝罪記事に反映されたもの・意味を失ったもの・第三者に迷惑をかける可能性があるもの等は、省略いたします。)
6月22日の追記文案の「判明しました。」という表現より、反省されていないと判断しました。
6月11日に、質問はもう要らないと伝えましたが、撤回いたします。
私が問題にしていることは、「判明しました。」という表現を書き換えれば済むという事ではなく、こんな表現を書いて私に見せたこと自体です。
とは言え、前に進まないといけません。
追記文案に対する要望や疑問等を書き連ねますので、それに答えてください。
要望に従えという事ではなく、応えられないのであれば応えられない理由を教えてください。
筋道の通った、納得のいく回答が欲しいのです。
私自身は、あくまでも話し合いを前提としていたつもりでした。

以下の要望を出しました。
●デイリーポータルZへの要望-1
今回の不正について、デイリーポータルZのトップページにも、簡単なものでいいので不正に関する告知を掲載し、詳細として該当記事へのリンクを張ってください。
告知は、スクロールせずに表示される程度の位置に配置し、意図的に見つかりにくいものにはしないでください。
「手のりポッド」の記事が掲載されたのが2008年2月15日ですから、それから訂正記事が掲載されるまでの期間と同じだけの日数、告知を掲載するのが妥当かと思います。
●デイリーポータルZへの要望-2
デイリーポータルZのメールマガジン購読者の中には、記事に直接アクセスして、トップページを見て無い方もいるかもしれません。
「ツールバー」や「友の会」においても、同様のことが起こりうるのでしょうか?
そうであるならば、それぞれにおいて、トップページと同様の告知を御願いいたします
●デイリーポータルZへの要望-3
8月後半から9月末頃のデイリーポータルZの対応に不満があります。
2名の方からそれぞれ、10日以上・1週間、連絡を待たされることがありました。
その間に、担当の方は御自分の記事等の掲載も続けていました。
本件よりも、記事を掲載することを、デイリーポータルZは優先されるのでしょうか?
食中毒を出した食品工場が、被害者に十分な侘びもせず、その問題の根本的な解決もせずに生産を続けることは、問題だと思いませんか?
追記文には、デイリーポータルZの対応にも問題があったということを、デイリーポータルZを贔屓にしている読者にも伝わるように、具体的に書いてください。
●デイリーポータルZへの要望-4
今回の問題に関して、デイリーポータルZがどのように責任を取られるのかが書かれていません。
それを報告し、実行する必要があるのではないでしょうか?

●大山さんへの要望-1
大山さんは、無意識に不正を犯してしまったわけですから、デイリーポータルZだけでなく、他のメディアにおいても不正がなかったかを確認する必要があると思います。
過去、あるいは今後関わる出版社やTV局他全てに対し、今回の不正を報告してください。
経歴等をメディア上で紹介する・されるときは、今回の不正にも触れてください。
無意識に不正を犯してしまう以上、私と同じような目に会う人を二度と出さないために、今回のことを周知させ、編集者等・読者等に大山さんの言動を監視してもらってください。
そういった確認作業・報告・経歴の掲載等をすることを表明し、行動で表してください。
●大山さんへの要望-2
どのような経緯があったのか、大山さんの説明が不十分です。
私に対して、どれだけ失礼なことをしたのかということを、ちゃんと伝えてください。
追記文を読まれる方は、デイリーポータルZや大山さんを贔屓にされている方が多いでしょうし、「これぐらい別にいいだろ。」と思われる方もいると思います。
私自身も当初は、大山さんの経歴に傷をつけるまでも無いと考えていましたが、今は全てを公表すべきだと考えています。
そのように考えを改めた経緯を、問題になったのにはそれなりの理由があったのだということを、大山さんを贔屓にしている方にも伝わるように説明してください。
●大山さんへの要望-3
大山さんの行為は、例えば音楽における盗作とは質が違うということを説明してください。
音楽の場合は、過去に聴いた他人のフレーズを、自分の中から出てきたものだと勘違いして、結果的に盗作をしてしまうこともあるでしょう。
もちろんいいことではありませんが、故意ではない盗作というものもありえると思います。
対して、大山さんはデータ自体を加工しており、無意識に起こることではないと思います。
楽器を爪弾くうちに似てしまった、そういったこととは違うということを伝えてください。
それにもかかわらず、自分で描いたと思い込んでいたと主張した事実を伝えてください。
●大山さんへの要望-4
トロ・ステーション以外のメディアでは、「手のりポッド」「テトぐるみ」を紹介していないと大山さんは報告されていましたが、そもそもトロ・ステーションの件も大山さんから報告がなかったという経緯があり、信用することができません。
もしかしたら、大山さんは無意識の内にどこかのメディアで発言しているかもしれません。
追記文の中で、他のメディアでの発言が無いかを読者に募ってください。
報告がなければ、大山さんの報告通りだったという証明になるかと思います。
●大山さんへの要望-5
私に、「テトぐるみ」の作者や今後の購入を考えている人から、「テトぐるみ」を取り上げる意図は無かったことを伝えてください。
十分な需要があるにもかかわらず、製作販売が継続できないことになるのであれば、それは大山さんに責任があるのだということを明記してください。
●大山さんへの要望-6
寄付先と金額を明記するべきだと考えます。
決まっていない場合は、期日を決めた上で後日追記することとし、そうすることで、そういった手続をしたことが証明できると思います。
(※これは当時の考えで、寄付先に迷惑をかけないためには、明記しない方がいいのかと今は思います。
ただ、「テトぐるみ」購入者や読者のためにも、どういった内容の活動への寄付かは、報告された方がよかったのではないかと思います。)
●大山さんへの要望-7
今回の問題に関して、大山さんがどのように責任を取られるのかが書かれていません。
それを報告し、実行する必要があるのではないでしょうか?

また、以下のような質問をしました。
●大山さんへの質問-1
大山さんには、意識的なのか無意識なのか、御自身に都合がいいように言葉を曲げる癖があるのではないですか?
大山さんはどういう意味を込めて、「参考」という言葉を使ったのですか?
(※5月7日21日22日の連絡内容に触れて、質問しました。)
●大山さんへの質問-2
トロ・ステーションについては結局どうなったのですか?
トロ・ステーションにおいても、デイリーポータルZの記事と同様に対応してください。
(※この時点で、大山さんからの経過報告がありませんでした。)
●大山さんへの質問-3
トロ・ステーションでの放送があったのは5月10日だそうですが、5月7日には既に今回の問題を大山さんは認識していたはずです。
それなのになぜ、放送を止めなかったのですか?
また、この放送について、大山さんから私に報告がなかった理由を教えてください。
(※要望書を書くため、起こった事柄を時系列で並び替えたときにはじめて気付きました。
結果として、要望書を私自身が起こしたことは正解でした。)
●大山さんへの質問-4
大山さんは、加工する過程でいつの間にか勘違いしてしまった、そう説明をされました。
そうすると、「手のりポッド」の記事(Internet Archive)の画像1画像2の説明がつかないのです。
これは、私が作ったペーパークラフトそのものなのですが、なぜかデイリーポータルZのロゴが入っています。
当初はこれを自作として公開するつもりだったが、組み立てが難しいので簡略化した「手のりポッド」を公開した、そんな風に邪推してしまいます。
まさか、ロゴを貼り付ける作業をしているあいだに、画像のペーパークラフトまで、自分が作ったものだと勘違いしたのでしょうか?
そうであったとしても、そもそもロゴを貼り付けた理由がわかりません。

記事に書かれた文章も、よくわからない内容があります。
ひとつだけいいわけをさせていただくと、テトラポッドらしさを演出する足の先の面取り部は、今回省略した。いちど試作してみたのだが、その制作のたいへんさにおののいたのだ。
私はここに書かれた「試作」を、私が作ったペーパークラフトを「組み立ててみた」という意味で読んでいましたが、そうではなく、「面取り部分があるペーパークラフトの型紙も作ってみた」という意味で、「試作」と表現されているのでしょうか?
読者は、私のペーパークラフトを知りませんから、後者の意味でとらえていたでしょう。
大山さんが前者の意味で記事を書かれていたとすると、「手のりポッド」については、加工する過程で自分が作ったものだと勘違いしたとしても、ロゴを貼り付けただけの私のペーパークラフトの画像を見たり、それに関する「試作」云々という記述を読み返して、勘違いには気付けたはずです。
もし後者の意味で記事を書いていたのだとしたら、どうすればそんな勘違いが起こるのか説明してください。

おそらく、私が連絡したときには、「手のりポッド」の記事を書いてから1年以上経っていましたので、全てを自作したと勘違いしていたのでしょう。
ただし、記事を書いた当時は、他人のものを加工して造ったという意識を持っていたのではないですか?
大山さんは、ブログの記事にこんなことを書かれています。
『なんかテレビの人って、どこか「テレビ出してあげる」って思ってないか?』
大山さんも、「記事に書いてあげる」って思ってたんじゃないですか?

それでも無意識だと主張するなら、筋道の通った矛盾のない説明を御願いします。
●大山さんへの質問-5
「手のりポッド」の記事(Internet Archive)に、以下のような記述があります。
試行錯誤の経緯は退屈なので省略するが、最終的に行き着いたのは4本の足を別々に作り、組み合わせるというやりかたである。
これを読むと、「4本の足を別々に作り、組み合わせるというやりかた」については、大山さんの考えがもりこまれているのかのように読めますが、実際には、私のペーパークラフトの時点で既に同様の組み立て方を指示していました。
この記事で省略されたということは、大山さんの頭の中にはその「試行錯誤の経緯」があるのでしょうから、それを詳しく説明してください。
(※要望書の中では、「要望」として書いた事柄ですが、今回「質問」に分類しました。)
●大山さんへの質問-6
御自身のサイトについてはいかがされますか?
ブログだけではなく、いろんな場所で御自身のものとして公開されていますが、どのような対応を考えていますか?
記事を削除すればいいとお考えかもしれませんが、それだと、間違った認識を持った人に、正しい認識を知らせる機会が減ってしまいます。
デイリーポータルZと同様に、追記での修正等の対応をしていただきたいと思います。
サイトのトップページに不正に関する告知をし、修正した記事へのリンクを張ってください。

御自身のサイトに広告なども張っておられますが、その中には「手のりポッド」「テトぐるみ」の記事を掲載することにより得た収入もあると思います。
また、それらの作者として認識されることによって得たものもあるでしょう。
それらの収益について、どのように考えていますか?

以前、テトラポッドを通して、多くの方と交友できるようになったと書かれていました。
ブログにも、たくさんの書き込みがされたと自慢げに話されていました。
その中には、「手のりポッド」「テトぐるみ」の記事で訪れた方もいるでしょうから、その人たちにちゃんと事の真相を伝えてください。
その際は、御自身に都合のいい表現をしていないか、客観的に考えて伝えてください。

今回は、以上です。
次回、「大山顕氏の不正について 05」に続きます。
posted by Mcguffin at 23:20 | TrackBack(0) | 不正について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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